護刻家について

刻をつなぐお手伝い

私が、お葬式の仕事に携わるようになって、
もう15年もの歳月が流れました。
お葬式の際、故人の思い出の品を式場にお飾りすることが多いのですが、
中でも圧倒的に多いのは、腕時計、財布、名刺ケースといった品々です。
その中でも腕時計に関しては、
葬儀後によく次のようなご質問をいただきました。

「大切なものだから、直したいけどどこへ持っていけばいいの?」
「ちゃんと動くのかしら?」
「形見分けしたいけどベルトが傷んでいるの。どこかで交換できるの?」

故人といつも一緒に時を刻んでいた腕時計。

この特別な形見である腕時計に特化した時計の修理。
そんなサービスを仲間たちと共に立ち上げました。
一流の時計技師が、ご家族のお話を伺いながら、
この世にたった一つの腕時計をお直しいたします。
「時計の傷は個人の歴史だから残したい」
「時計に名前を刻印したい」
など、様々なご要望にもお応えいたします。
何なりとお申し付けください。

護刻家 代表 竹岸久雄